蓄膿症の薬で治療する目安は6ヶ月
風邪などをきっかけにして急性副鼻腔炎を繰り返しているうちに慢性化したものが蓄膿症ですが、何度も再発を繰り返すうちに粘膜が厚くなり孔がふさがれて喚起障害を引き起こします。
そこに細菌が繁殖することで炎症が悪化するという悪循環が起こるので、これを断ち切ることが蓄膿症の治療の始まりです。
治療には保存療法と手術療法の2種類があります。
また保存療法は局所療法と薬物療法とにわかれ、さらに局所療法には鼻腔内清掃、副鼻腔内洗浄、ネプライザー治療の3種類があります。
鼻腔内清掃は、鼻の中に溜まった鼻汁や膿を吸引して自然孔が開き易くし、換気の改善や溜まった分泌物の排泄を促します。
副鼻腔内洗浄は、副鼻腔に溜まった膿を吸い出すと同時に、生理食塩水を含んだ抗生物質を注入します。
ネプライザー治療は、これらの治療で綺麗に洗浄した後、噴霧器で霧状にした薬を鼻から吸い込み、副鼻腔に送り込む吸入治療です。
この治療には抗生物質やステロイド薬が使われるので副作用が心配されるかと思いますが、噴霧液の大部分が代謝分解されるので体内には入っていかないので安心してください。
この局所療法は、症状が重い時は週に2~3回くらい、軽くなってきたら週に1回くらい行われます。
この薬物療法を6ヶ月続けても改善が見られない場合は、内視鏡による手術になるでしょう。


