蓄膿症の原因について

蓄膿症とは慢性副鼻腔炎のことです。
副鼻膣は鼻膣とつながる空洞で、これが慢性的に炎症を起こした状態を蓄膿症と呼んでいます。
炎症を起こすと副鼻膣に慢性的に鼻汁(膿)が貯蓄えられた状態になります。
蓄膿症の原因は、鼻副鼻膣の構造に問題がある場合やアレルギー性疾患のために副鼻膣炎を起こす場合があります。
鼻副鼻膣の構造に問題があると膣内の換気と鼻汁の排泄が悪化します。
悪化によって炎症が起きるとさらに鼻汁の貯蓄が慢性化してしまいます。
鼻副鼻膣の粘膜は線毛上皮に被われて膣内のゴミや細菌を外へ排出する働きをしていますが、鼻膣が炎症を起こすとその機能が低下して炎症の慢性や鼻汁の貯留に拍車がかかってしまいます。
花粉症などのアレルギー性鼻炎のために副鼻膣炎の場合は難治性で、重症化することもあります。
蓄膿症は鼻副鼻膣の構造的な問題が原因であることが多いために予防することは難しいです。
しかし「鼻の調子がおかしい」と感じたときには、原因を究明して早めに治療することで蓄膿症の長期化・重症化を防ぐことができます。
蓄膿症は手術しなければ治らない病気でもありません。
投薬治療だけで症状が改善されることもあるので専門医の診察を受けることをおすすめします。
